【動画】「こうのとり」H2Bロケット打ち上げ成功！役割が終えると悲しい結末が！？

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【動画】「こうのとり」H2Bロケット打ち上げ成功！役割が終えると悲しい結末が！？　[ニュース] [編集]

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宇宙輸送船「こうのとり」がH2Bロケットにより、

2016年12月9日22時26分47秒、

無事打ち上げが成功！

今回、「こうのとり6号機」は

国際宇宙ステーション(ISS)用の

主電源(新採用の日本製リチウムイオン電池)や、

「宇宙エレベーター」や超小型衛星などの

実験機材を搭載！

打ち上げ動画や「こうのとり」の

悲しげな結末!?も紹介！

出典：http://cdn.mainichi.jp/

無人宇宙輸送船「こうのとり」6号機を搭載のＨ2Ｂロケット

「こうのとり」6号機、打ち上げ成功！

三菱重工と宇宙航空研究開発機構（JAXA）は

12月9日、午後10時26分47秒、

国際宇宙ステーション（ISS）に物資を届ける

無人宇宙輸送船「こうのとり」6号機を載せた

H2Bロケットを、

鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。

「こうのとり」は約15分後、

予定の軌道に乗り打ち上げの成功が報告された。

ISSには13日の午後8時ごろ到着する予定。

当初は10月1日に打ち上げられる予定

だったのだが、「こうのとり」の配管のガス漏れが

発見され延期していた。

出典：http://www.jaxa.jp/

ISSに物資を運ぶ「こうのとり」6号機

「こうのとり」が迎える悲しい結末とは？

国際宇宙ステーション（ISS）に物資を送り届け

無事補給が済むと、

2017年1月下旬～2月上旬ごろ、

不要になった実験機材や、

乗組員の使用後の衣類などを積み込むと

ISSから分離し、大気圏に再突入する。

輸送を終えた「こうのとり」は不要になった

"ゴミ"とともに自らも、

大気圏に突入する摩擦熱で燃え尽きてしまうという

悲しげな結末を迎える。

しかし、これは現在深刻化する

宇宙ゴミ（スペースデブリ）を除去する

初めての実験でもあり、

「悲しい結末」どころか、

宇宙の未来を考えての新たなる一歩なのだ。

出典：https://youtu.be/AIBXnRz5-7g

大気圏に再突入し燃え尽きてしまう「こうのとり」

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宇宙ゴミ除去実験について

低コストのロケットの打ち上げや

人工衛星の軌道投入など

各国の宇宙開発熱が高まり、

地球の衛星軌道上に残されたロケットや

衛星の残骸などの宇宙ゴミ（スペースデブリ）が

深刻な問題となってきている。

宇宙ゴミは衛星と同じように、

地球を一定の速度で回っており、

他の人工衛星などに衝突すれば

破壊されてしまうというリスクが高く、

宇宙開発に大きな悪影響を与える。

そのため、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）では

宇宙ゴミを取り除く手法の開発を進めており、

その第一歩として

今回の「こうのとり」6号機を利用した

実証実験が行われる。

【宇宙ゴミ除去の仕組み】
１．「こうのとり」から宇宙ゴミに
　導電性のワイヤー（テザー）を取り付ける。

２．反対のワイヤーの先に
　デブリ除去衛星（エンドマス）を取り付ける。

３．地磁気が作用しテザーに電流が流れる。

４．ワイヤー両端の宇宙ゴミとエンドマスとの間に
　回転力が生じ、宇宙ゴミを地球の大気圏に
　突入させ燃やす。