池松壮亮/映画『だれかの木琴』に出演！常盤貴子が狂気的ストーカー役に [映画]
人気若手俳優で実力派でもある
池松壮亮（25）が映画『だれかの木琴』で
常盤貴子（43）扮するストーカー主婦に狙われるという、
ホラー映画に勝るとも劣らない
狂気的でリアルな映画に出演することが分かった。
この映画情報やあらすじ、キャストなどなど
分かりやすく紹介する！
出典：http://movie.smt.docomo.ne.jp/,http://img.stardust.co.jp/,https://rank.cd-cdn.com/,http://neta-goya.com/
キャスト（左から）池松壮亮、常盤貴子、勝沼政信、佐津川愛美
この映画は幻冬舎文庫「だれかの木琴」を
実写映画化したもので、『切羽へ』で直木賞を受賞した
井上荒野（55）の小説が原作となっている。
原作者の井上荒野は作家：井上光晴の長女に生まれ、
『潤一』で島清恋愛文学賞を受賞、
『切羽へ』では直木賞を受賞している。
監督・脚本を務めたのは『もう頬づえはつかない』で
ベルリン国際映画祭銀熊賞、
『わたしのグランパ』では
モントリオール世界映画祭
最優秀アジア映画賞を受賞するなど、
世界中で40以上の映画賞を受賞した東陽一（81）。
女優演出の名手とも知られる東陽一監督が、
日常に潜む異常なエロスと狂気を
どう描いていくのか期待がかかる。
映画『だれかの木琴』 あらすじ
常盤貴子演じる主人公、親海小夜子（およみさよこ）は
夫の光太郎、娘のかんなと3人でマイホーム暮らしをする
ごくごくありふれた平凡な主婦。
小夜子は初めて行った美容院で
池松壮亮演じるスタイリストの山田海斗から
ヘアカットをしてもらうことに。後日、小夜子のもとに海斗からの
営業メールが来たのでお礼のメールを返信するのだが、
自分でも理解できないくらいの感情が芽生え始める。
小夜子は徐々に海斗に対しての執着が強くなり、
ストーカー紛いの行動が淡々とエスカレートして行く。
それは愛情という感覚とはかけ離れてた理由の無い執着だった。
勝村政信演じる夫の光太郎は明らかに常軌を逸していく
妻の行動に気付きはじめるが正視できない。
不穏な空気感が流れる生活が続き、やがて小夜子の娘や
佐津川愛美演じる海斗の恋人までをも巻き込んでゆくことに・・・。
日常的な心の隙間に忍び寄る、理性だけでは抑えられない
人間の謎めいた感情は誰にでもおこりうる。
異質な世界にどんどんはまり壊れて行く
小夜子の狂気がリアルに表現された、
不気味かつ息苦しいまでに痛切な
恐ろしいストーリーとなっている。
美容院でスタイリストの海斗（池松壮亮）に
ヘアカットしてもらう小夜子（常盤貴子）
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原作者・監督・出演者のコメント
【原作：井上荒野】
＜映画化オファーを受けて＞
まず、東陽一監督に撮っていただけるということにびっくりしました。『絵の中のぼくの村』（96）は、私にとって邦画ベスト３に入る作品で、ちょうど一週間くらい前に久しぶりに観返したところだったからです。不思議な縁を感じましたし、東監督から原作として選んでいただいて大変光栄に思っています。同時に、監督とこの小説の取り合わせは意外な感じもするのですが、その意外性が面白さになるのではないかと考えています。この小説は、ストーカーになっていく主人公の捉え方によって、どんな映画になるかも決まると思うのですが、その点でも、東監督の人間に対する視線を信頼しています。
＜キャスティングについて＞
常盤貴子さんは、いくつになってもイノセントな魅力がある女優さんだと思います。そこが私にとっての小夜子のイメージにぴったりなんです。大きな、きれいな瞳も印象的ですが、そこに小夜子の静かな狂気が宿るところを見たいです。
池松壮亮さんが演じる海斗は基本的にはやさしい男で、でも無責任で、ある種の冷酷さも併せ持っている青年です。そういうキャラクターを、池松さんは年齢的に、肌で理解できるところがあるのではないかと思います。甘さの中の毒、あるいはつめたさの中のわずかな熱のようなものを、彼がどんなふうに見せてくださるのか楽しみです。
＜観客へのメッセージ＞
「だれかの木琴」はストーカーの物語です。「少しずつ」「だんだん」の物語でもあります。ごく普通の主婦が、ほんの些細なきっかけで、少しずつ、だんだんくるっていく。どこで間違ったのか。どこまで戻ればやり直せるのか。そんなことを考えながら観てくださると嬉しいです。
一方で、原作と映画とは、べつものであるとも考えています。映画でしかできない表現というものがあります。ラストシーンで使う予定だという音楽について聞いたときゾクゾクしました。私の小説が、東陽一監督によってどんなふうに料理され、あらたな容貌を見せるのか。私自身も楽しみにしています。
【監督・脚本：東 陽一】
＜映画化しようと思った理由＞
題名が魅力的な｢謎｣をふくんでいること｡また､映画化にあたって､いろいろな要素を書き加えたり､人物を増やしたりしても､全体の構造がこわれない小説だと考えたから｡
＜キャスティングについて＞
常盤貴子さんは､熟成した演技力の､その深い底の方に､ただ｢そこに居る｣だけで､女の微妙な心の動きを表現できる人､だと思っていたし､池松壮亮さんは､類型的な若者像でなく､もっと自由で繊細な青年の心情を表現できる､若手のホープであるから｡
＜観客へのメッセージ＞
女と男の間に揺れ動くエロス感覚を､サスペンスフルに､また大胆に描いた映画です｡
じっくりと楽しみながら観てください｡
【常盤貴子】
＜出演決定について＞
あの！東陽一監督の映画に参加させて頂けるなんて。『ザ・レイプ』『もう頬杖はつかない』に憧れ、興奮していた女優を始めた頃の私に教えてあげたいです！
＜小夜子役について＞
小夜子役を演じるにあたって、監督から、「役作りはしないでください」と強く何度も言われていたので、「役作りをしない」役作りに挑戦してみました。
＜池松さんとの共演について＞
東陽一監督作品の一部であろうとする姿が、同じ志を抱いていた私にとっては最高の理解者であり、最強のパートナーでした。
＜観客へのメッセージ＞
東陽一ワールドを楽しみましょう！
【池松壮亮】
＜出演決定について＞
東監督の作品に出演できるなんて、嘘じゃないかと思いました。また１つ大きな夢が叶ってしまった気分でした。でもそうも言ってられないので、平気なふりして現場にいこうと思いました。
＜海斗役について＞
はっきり言って殆ど東さんに預けていました。僕がやるべき事は、用意してもらった世界を信じることくらいでした。
＜常盤さんとの共演について＞
殆ど話す機会はありませんでしたが、現場で何も言わず真摯にやってのける姿がとても印象に残っています。その強さは美しく、小夜子という1人の女性に深みと迫力を感じました。
＜観客へのメッセージ＞
東陽一監督と、だれかの木琴の脚本に惚れ込みました。どんな映画が出来上がるのか僕自身も楽しみです。乞うご期待ください。
引用元：http://www.darekanomokkin.com/
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映画情報
映画 『だれかの木琴』
【監督・脚本】
東 陽一
【原作】
井上荒野
幻冬舎文庫「だれかの木琴」
【出演】
常盤 貴子・・・・親海小夜子：主人公の専業主婦で美容師への執着がエスカレートしていく。
池松 壮亮・・・・山田海斗：美容院ＭＩＮＴに務めるスタイリスト。
勝村 政信・・・・親海光太郎：小夜子の夫。妻の異様な行動に気付くが止められない。
佐津川愛美・・・・唯：海斗の恋人。仕事先まで押しかける小夜子に半狂乱してしまう。
映画 『だれかの木琴』
2016年9月 全国ロードショー！
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◆映画『だれかの木琴』 公式サイト
www.darekanomokkin.com
◆映画『だれかの木琴』 公式Twitter
https://twitter.com/darekanomokkin
◆池松壮亮 オフィシャルサイト
http://www.horipro.co.jp/ikematsusousuke/
◆常盤貴子 オフィシャルサイト
http://official.stardust.co.jp/tokiwa/
◆勝沼政信 オフィシャルサイト
http://www.siscompany.com/02manage/26katsumura/
◆佐津川愛美 オフィシャルサイト
http://www.horipro.co.jp/satsukawaaimi/
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